「中途半端はダメ」第一生命ゴルフ部を牽引し続けた飯塚均さん【会社員ゴルファー紹介】
「週刊ゴルフダイジェスト」では、2024年8月20・27日合併号から会社員ゴルファーにフォーカスする連載「企業ゴルフ選士」がスタートしている。“選士”という造語は、戦うだけのゴルファーではなく、会社に認められ、選ばれたゴルファーだから。10月22日号に掲載した9人目の「企業ゴルフ選士」を「みんなのゴルフダイジェスト」でも紹介しよう。
「中途半端はダメ。突き抜けて初めてリスペクトされます」
株式会社第一ビルディング コンサルティング事業部 シニアマネージャー 大学入学と同時にゴルフを始め、翌年には70台で回るほどの腕前に。第一生命グループゴルフ部の創設に関与し、初代キャプテンを務めながら長年スコアラーとして他のメンバーたちを引っ張ってきた。
第一生命ゴルフ部に “ この人 ”あり
2017年4月に第一生命グループゴルフ部を創設し、長年にわたり部をけん引し続けてきた飯塚均さん。昨年、キャプテンの座を退き、選手としての役目を終えたばかりだが、ゴルフ部キャプテンを引退して間もない昨年10月に、自身の所属する赤城GCで行われたシニア選手権へ初出場し、見事優勝を遂げている。ゴルフ部の2代目キャプテンである石澤良介さん(10月8日号で紹介)も「いまだに部員たちの精神的な支え」という、まさに “ レジェンド ” だ。 飯塚さんがゴルフを始めたのは早稲田大学へ入学してから。友人と「何となく」入部した体育会ゴルフ部での初ラウンドは126だったが、2年生の夏ごろにはすでに70台で回りレギュラー入りするほどの腕前に。 4年では副主将として部のまとめ役の一翼を担いつつ、選手としても出場した。 「入部後トレーニングばかりで全然ゴルフをさせてもらえず、『もうやめてやる』なんて言っていましたが、5月に鶴舞CCへ行って初めてコースに出たんです。そこでゴルフ場の美しさに取り付かれて以降、異性と遊ぶこともなくお酒も飲まず、まさにゴルフ漬けでした。入社当初はなかなかゴルフへ行けないじゃないですか。入社後しばらくは、練習もほとんど行けませんでしたね」