【徹底解剖!日本初!?のダイバーズ時計の復刻モデル】オリエントスター“M42 ダイバー1964”を実機レビュー
ブレスはヘアライン仕上げのコマと鏡面仕上げのコマを組み合わせた5連ブレス風の構造。ヘアラインのコマは三つが一体の構造になったブリッジ構造を採用している簡易的な仕様だが、五つすべてのコマが別体の5連ブレスよりも堅牢な印象だ。ただしピン留めなのが不満点か。ネジ留めであればさらに堅牢性が高められたはずだ。 バックルはプッシュ式のWロック式三つ折れタイプ。Wロック式なので着脱の誤作動を起こしにくく安全性が高い。さらに、エクステンダーにより約20mmまで長さの調節が可能となっている。
ケース径41mmで、ラグからラグまでの上下幅が49.6mm。手首の内側に納まるサイズ感のため見た目のバランスは良好だ。厚さは14.5mm、重さが約175グラムとなかなかボリューム感のあるフォルムのため、重量感のある着け心地となっている。 ベゼルは約4mmとかなり分厚い構造になっているが、わずかに逆台形なので操作性は良好だ。スクリューバックのため搭載ムーヴメントを見ることはできないが、毎時2万1600振動で日差+25秒~-15秒、50時間パワーリザーブのCal.F6N47を搭載している。 本記事では、編集部撮り下ろしのディテール写真に加え、2023年秋に発売された同作のチタンモデルも紹介。軽量化に成功したのに加え、マット仕上げを基調としたツール感も高められているため、合わせてチェックしてみてほしい。
文◎Watch LIFE NEWS編集部