博報堂がプロジェクト「メタバース生活者ラボ」設立、研究員全員がメタバース生活者
博報堂は、コミュニティ型プロジェクト「メタバース生活者ラボ」を立ち上げた、と11月14日発表した。研究員全員がメタバース(仮想空間)生活者の当事者で、メタバースでの新しい生活者価値の創出とイノベーション(技術革新)を目指す。メタバース生活者はバーチャル空間で自らのアバターやキャラクターを通してコミュニケーションする生活者。
メタバースサービスの利用率拡大が見込まれる中、メタバース生活者について深く理解することが、博報堂の掲げる「生活者発想」と、クライアント企業のマーケティング・イノベーション支援で重要になる、と考えて設立した。メタバースならではの生活者発想を実現し、クライアントがメタバース上で活動するうえで必要なサポートを展開する。
ラボでは、当事者の目線を通じたメタバース生活者の行動とメタバースでの新しい生活者価値を研究し、セミナーなどを開く。メタバース生活者と企業のいい関係の橋渡しを目的にメタバースでの各種施策展開を支援。プランニングから運営までサポートする。博報堂の研究開発組織「博報堂研究デザインセンター生活者発想技術研究所」が運営する。