ラーメン官僚が厳選する2023年の「最強☆東京ラーメン」7選 #食楽web #ラーメン
有機白醤油を軸に昆布のうま味を添え、鰹節・煮干しでほのかな和風味を溶け込ませたカエシも、天草大王のジューシーでコクのある味わいを際立たせる、名バイプレイヤー。 それぞれの素材の特性を徹底的に分析し、緻密な計算で掛け合わせることで生み出された、終盤までレンゲを持つ手の動きが止められないアトラクティブな一杯。 現在は、数量限定ラーメンも意欲的に提供。絶え間なく味のブラッシュアップが施される点も同店の特徴。一度と言わず、何度も定期的に足を運びたいところだ。
●SHOP INFO 店名:Ramen Afro Beats(ラーメンアフロビーツ) 住:東京都新宿区新宿1-16-10 TEL:非公開 営:11:30~15:00、18:00~20:00、日曜11:30~16:00 休:月曜
2023年の東京ラーメン界の主人公の一角|『Japanese Ramen五感』(池袋)
『一風堂』を経営する「力の源カンパニー」で12年間にわたり商品開発や店舗経営の第一線に立ち続けた奥地店主が手掛ける、五感で堪能する淡麗ラーメンの気鋭店が、こちらの『Japanese Ramen五感』だ。 2023年12月現在、あまりの人気に記帳制を導入。記帳開始直後の段階でラーメンが完売する事態が頻発するフィーバーぶりは、収まる気配をまったく見せず、もはや池袋の観光名所のひとつと化した感すらある。
現在、『五感』が提供する麺メニューは、「醤油らぁめん」「塩らぁめん」「つけめん(醤油)」の3種類。初訪問であれば、それらの中でも、ラーメン好きからの評価が特に高い「塩らぁめん」を召し上がってもらいたい。 ひと目見ただけで、凡百の淡麗ラーメンとは次元がまるで異なることが看て取れる、圧巻のビジュアル。 スープは、「比内地鶏」「みやざき地頭鶏」「名古屋コーチン」等の地鶏からうま味の粋のみを切り出した動物系出汁と、蜆・浅利・蛤・貝柱等の滋味を凝縮させた魚介出汁とを、羅臼昆布で風味に更なる厚みを加えながら重ね合わせたもの。