“神の子” セルヒオ・ガルシアのためのパター「デルマー」【キャメロンマニア宣言】
タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第36回はセルヒオ・ガルシアのために作られたデルマーを紹介。 タイガー・ウッズのパッティング正面連続(2024年全米プロ練習日。PHOTO/Blue Sky Photos)
“神の子”と呼ばれたセルヒオ・ガルシアのためのパター
写真は、セルヒオ・ガルシアのために作られたデルマーである。 バックフェースに刻印された“EL NIÑO(エルニーニョ。和訳すると神の子という意味)”の文字はガルシアのニックネームで、このパターが、本人が実際に使用していたもの、もしくは、バックアップ(予備)のために作られたものであることがわかる。 デルマーは、スコッティキャメロンを代表するL字型マレットだが、若き日のガルシアはこのモデルを好んで使っていた。2000年代前半に、このパターからインスパイアされたモデルが市販されていたので、記憶に残っているファンも多いことだろう。 同様のインスパイアドモデルにはデビッド・デュバル、ブラッド・ファクソン、ジャスティン・トーマスなどもあった。 インスパイアドモデルは、その時点でタイトリストと総合契約しているプロしか製作されないので可能性は限りなくゼロに近いのだが、タイガー・ウッズや松山英樹モデルができたら、それはきっと恐ろしく魅力的なパターになるに違いない。 PHOTO/Takanori Miki THANKS/スコッティキャメロンゴルフギャラリージャパン ※週刊ゴルフダイジェスト2024年7月30日号「キャメロンマニア宣言」より
週刊ゴルフダイジェスト