ボート競技で摂食障害、ガールズケイリン転向後は“センスなし”自覚 縁が助けた30歳からの競輪人生/林真奈美インタビュー
またGIの舞台に戻るために…
久留米の後の松山でも準優勝。今年前半まで続いた悪い流れは断ち切れている。 「今年は久留米のオールガールズクラシックがたぶん最後のGIだと思う。今年は気持ちをリセットする時間だと思っています。一戦一戦、自分の力を出し切ってやり直す時間。来年またGIに出るための時間にしたいと思います」 兄たちを追いかけて始めたボート競技。限界まで追い込んだが、五輪出場の夢は破れてしまった。しかし縁がつながり、ガールズケイリンに巡り合った。 どんなに苦しい時も、縁を通じて這い上がってきた。久留米で一緒に高め合うガールズケイリン選手との縁、同期の縁、練習仲間との縁がつながって今がある。 林真奈美の2024年は、大きく羽ばたくための1年になりそうだ。