中四国の若手同級生コンビが決勝で連係 室井蓮太朗「俺が前。町田は大舞台でみんなを引っ張って来た」/玉野競輪
玉野競輪の「広島ドラゴンフライズ賞(F1)」は16日、最終日を迎えた。S級準決勝を走った町田太我(24歳・広島=117期)と室井蓮太朗(23歳・徳島=121期)に話を聞いた。 ーー決勝は中四国2人です。どう並びますか? 室井:俺が前っす。もう決勝に上がれた時点で、前でやるって決めていました。 ーー町田選手と室井選手は同級生なんですね。 室井:そうです。町田の方がデビューは早いけど、同級生っすね。今まで町田はGIとか大舞台でみんなを引っ張って来た。今回は広島開催やし俺が前でやります! 町田はそれでいい? 町田:準決も情けないレースをやってしまったし、そっちの方が助かる。任せるわ。今回は広島開催分だから俺がピリッとせないかんすね。 この並びが決まった所で塚本大樹は「この並びなら3番手に付きます。もし町田-室井の並びだったら俺は付かなかった。室井君と町田君では、今までやってきた事と実績が違う。競輪ってそういう事なんですよ」。 西でまとまり強力な布陣となったが、相手もまた強力。高橋晋也を先頭に阿部拓真-大森慶一-岡本大嗣と4車で結束。先頭を走る室井と高橋を比べれば、今は実績も実力も高橋の方が上。激しくなりそうな気持ちと気持ちのぶつかり合い。このガチンコ勝負は面白くなりそうだ。(アオケイ・梅田記者)