コメダ「モーニング付きコーヒー」にイタリア人マッシが衝撃。簡単トーストアレンジも発見!
パンに甘い豆という発想は、僕にとっては衝撃的だったのだ。パンに甘い豆? しかも、コーヒーと一緒に食べる? 言葉で説明すると、外国人として罰ゲームのように感じてしまうけど、勇気を出して食べてみたら、新しい世界に飛ばされた。小倉がコーヒーにこんなに合うなんて、涙が出る。
モーニングメニューでもアレンジを発見
コメダに行けば行くほど、いろんなアレンジを思いついて試してみたら、楽しさが倍になった。モーニングに出る食パンにそのまま小倉を塗るのではなく、分厚い食パンの横に切れ目を入れて小倉を挟むのだ。そこへ塩も少しかけたら完成。
食パンにバターも塗ってあるから、バターの香ばしさが先に広がる。そのあと、小倉の甘さと塩の強いマリアージュを感じられる。熱々の食パンに隠れていた新鮮な食感が幸せにしてくれる。ゆっくりと味わいながらコーヒーを飲んで、最高の朝が始まるのだ。
このアレンジにもうひとつのバリエーションがある。 まずコーヒーではなく、ウィンナーコーヒーを頼む。少し溶け始めているホイップクリームも、先ほど作った小倉の上にかけたら、人生が変わるだろう。名古屋発祥のアレンジとその食文化がますます好きになること間違いなしだ。
このアレンジはたまごペーストにも応用できる。食パンの上に乗せて食べづらいときもあるから、中に挟めばホットサンドの形のようで持ちやすくなる。追加でミニサラダも頼めば、ヘルシーなサンドが作れちゃう。
いつでも楽しめるモーニングな通常メニュー
ここからはメニューに隠れている、もうひとつの魅力をそっと教えよう。 実はトーストは単品で注文できる。その中で小倉トーストにすると、小倉とバターが付いていて小倉の量は山盛りだ。このトーストは注文するときに切り方と分厚さまで選べるから、1日中モーニングを体験できる。 またホイップクリームやアイスクリームが乗っている飲み物も頼めば、たったの食パン1枚で何倍も楽しめる……これが名古屋のすごさだ!
名古屋での経験は、僕の食に対する感覚を変えた。日本の食文化の奥深さや多様性に触れて、新しい世界が開けたように感じる。 コメダ珈琲店での体験は僕にとって宝物で、これからも名古屋で生まれた美味しさを追求し続けていく。楽しみにしていてね。 マッシ=写真・文 池田裕美=編集
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