お洒落でライバルを出し抜く! ひとクセありな「ロエベ」の新作アウターで頭抜けを狙うべし!
あえてのポイント使いが、却ってオールレザー以上に目を引きます
第712回目は、ロエベのアウターです。 秋冬の主戦力は、言わずもがなブルゾンやコートなどの重衣料。新調しようと思っても、コーデの汎用性をはじめとするコスパを重要視するあまり、ついベーシックなアイテムに手が伸びてしまいますよね。安くない買い物ですし、派手な一着ともなれば大人っぽさも欠けてしまいますから、至極当然のことです。そこで提案したいのが、「ベーシックなんだけどクセのある」アウターです! 「ロエベ」の新作がそれを叶えてくれます。 イケオジにおすすめのアイテムを動画でチェック! フライトジャケットをベースにしたフードブルゾン。撥水加工を施したナイロン素材が軽快さを演出し、ゆったりしたシルエットも加わって男らしさとエレガンスを見事に両立。そこからさらにワンランク上の洒落感をもたらすのが、レザーで切り替えられたフードです。ソフトなナパレザーを使用し、ドローストリングまでレザーを用いるこだわりぶり。深みのあるブラウンが相まって、目を引くリッチなアクセントになってくれます。 なにより、あくまでベーシックさは残しているから着こなしやすいんです。部分使いしたレザーが大人のラグジュアリーを引き出し、コーデに箔もつけてくれる。脱マンネリを図る意味でも、今季はこんな攻めに転じてみてはいかがでしょう。 定番ディテールであるシガーポケットは、スクエアではなくラウンド型を採用。お決まりの一着とは違ったここもひとクセポイントです。ワル目立ちしない同色というのも見どころ。 背面の裾部分のみリブ編みで切り替え。正面からはすっきりとした雰囲気をキープしながらも、メリハリあるシルエットを構築してくれます。袖のリブ編みもボリューム足しにお役立ち。 ライトアウターとして重宝するコットンジャケットも、ポケットのレザー切り替えが目を引く存在感をアピール。レギュラーカラーとフードを備え、顔まわりのアクセント付も抜群。一着ではもちろんのこと、寒くなってからはこの上からコートを羽織ることができます。 オーバーサイズのロングピーコート。ハリのある生地は、ウールにカシミアをブレンドしており滑らかな質感を実現。フロントからバックヨークまでをカーフレザーで切り替え、光沢感が艶っぽさを演出します。昨今のクラシックトレンドにもマッチした、上品な着こなしを楽しめます。 Photo:Naoto Otsubo Styling:Takahiro Takashio Text:Hayato Hosoya