【オリックス】「お兄ちゃんに投げて、みんなより早く実戦感覚を」4年目投手がソフトバンクの兄とオフも対決熱望
オリックス・川瀬堅斗投手(22)が19日、ソフトバンク・川瀬晃(ひかる)内野手(27)にオフの兄弟対決を申し込んだ。大阪・舞洲の球団施設で、300万円アップの年俸800万円で契約更改。故郷の大分で兄と自主トレを行う予定を明かし、対戦形式の練習を「僕はしたい。1月はお兄ちゃんに投げて、みんなより早く実戦感覚を持って2月へ」と望んだ。 4年目の今季は7月に支配下選手登録。8試合に登板し、思い出は「兄弟対決です」と即答した。3試合で3打数無安打に抑え「楽しかったし、今後も一本も打たれないように」と笑顔を見せた。昨オフまでは球団施設で育成選手の合同練習。初めて場所を選ぶ立場になり「守備も教えてもらえると思うし、兄弟で刺激し合っていけたら」と、迷わず決めた。 昨年12月は台湾ウィンターリーグに参加。冬の実戦が生きたことを実感し、今回は兄を頼る。すでに「球速以上の速さは感じたけど、もっと球威を」などと助言をもらっており、リアルな感想も飛躍の土台にする。(安藤 理) ◆過去の主な兄弟自主トレ ▽新井貴浩(広島、阪神)と弟・良太(中日、阪神)が広島で。 ▽田中広輔(広島)が弟・俊太(巨人、DeNA)と。俊太が2年目の19年から沖縄で。 ▽則本昂大(楽天)が同僚の育成選手だった弟・佳樹と三重などで。
報知新聞社