日本のずさんな食肉処理 70万羽の鶏が生きたまま熱湯に入れられた
市民が意義を申し立てるところから
屠殺の話は、みんな、聞きたくない、見たくないという。だが、その結果、日本は世界で最も遅れた国になった。見なかったとしても、ひどい現実はなくなりはしないのだ。 世界だって自動的に改善してきたわけではない。市民が、異議を申し立てたところから改善が始まっている。 生産者も企業も、プレッシャーなしには改善はしない。現実を正しく知り、議論し、そして、せめて世界に追いついてほしい。世界に追いつく方法はたった一つしかない。動物愛護法で、屠殺時の事前意識喪失を義務化することだ。 *1)厚生労働省の食肉検査還元調査 *2)アニマルライツセンター調べ(超小規模食鳥処理場を入れると90%以上と考えられる)