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　サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の次期監督にニルス・ニールセン氏（５３）が就任することが１２日、分かった。国籍はデンマークで、「なでしこジャパン」初の外国人監督となる。 　２０１３年から１７年までデンマーク女子日本代表を率いた。２０１７年にはＵＥＦＡ欧州女子選手権２０１７で準優勝。１８年から２２年まではスイス女子代表を指揮。２２年には、２３年の女子Ｗ杯オーストラリア＆ニュージーランド大会出場権を獲得に導いた。 　ニルス・ニールセン監督のコメントも発表された。「なでしこジャパンの新監督にご指名いただき、非常に光栄で誇りに思います。宮本会長、佐々木委員長とは、これまでの選考プロセスにおいて、なでしこジャパンをどのように次のレベルに引き上げるかについて非常に建設的でプロフェッショナルな話し合いができたことに感謝しています」 　「高い技術を備え、才能にあふれた日本代表選手たちと活動できることを大変うれしく思いますし、これまでの指導者のみなさんのすばらしい業績に自分がこれからさらに積み上げていけることにワクワクしています。私の就任により、新たな刺激とアイデアを新しい日本代表をもってチームに注入し、選手やスタッフと協力して成功に導き、タイトルを獲得したいです。日本はこれまで長きにわたり世界のチームに刺激を与えてきました。今後もさらにそのような状況を続けられるよう、全員でハードワークしていきたいと思います。ファン、パートナー、メディアのみなさんも引き続き、新生なでしこジャパンを応援していただけるよう、よろしくお願いします」 　なでしこジャパンは、今夏のパリ五輪後に池田太監督が退任。後任の選考に時間を要し、１０月の韓国との国際親善試合は佐々木委員長が暫定的に指揮を執った。来年２月には米国での国際親善大会「シービリーブスカップ」を控えている。