他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(4)ロッテの“有力候補”は…?
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフトで特に注目したいパシフィック・リーグの野手を紹介する。
平沢大河
投打:右投左打 身長/体重:176cm/80kg 生年月日:1997年12月24日 経歴:仙台育英高 ドラフト:2015年ドラフト1位 プロ10年目を迎える千葉ロッテマリーンズの平沢大河。ここまでは期待に応えられないシーズンが続いており、現役ドラフトの対象となることも十分に考えられる。 仙台育英高校時代には、甲子園の舞台で攻守に渡り存在感を発揮。世代屈指の遊撃手と評価され、2015年ドラフト1位でロッテへ入団した。 高卒1年目から一軍の舞台を経験するなど、将来の主軸選手として期待を寄せられるも、結果を残せないシーズンが続いた。 2018年には外野手にも挑戦し、自己最多となる112試合に出場。打率.213、5本塁打、32打点の成績となったが、出塁率は.328をマークするなど、存在感を発揮した。 しかし、翌年以降は出場機会が減少。昨季は57試合出場で打率.170と苦しむと、今季はファームでも96試合の出場で、打率.216と結果を出せず、一軍出場ゼロでシーズンを終えた。 来シーズンで27歳と老け込む年齢ではなく、他球団移籍を機に開花するケースもあるだけに、新たな環境で挑戦に臨む選択肢もありそうだ。
ベースボールチャンネル編集部