「これはスゴイと思うよ」「概念をブチ壊す」世界一釣れないルアーは「釣れるものなら釣ってみろ」という挑戦状。
あの伝説のえぐり師が再び登場! チャーリーさんがこれまでえぐってきた中から大きめのトップルアーを厳選して紹介してもらいました。「大きくないルアーも入っているって? 俺的には全部大きいよ!」 【画像】「100年以上前からある」「世界一釣れない」珍しいルアーが盛り沢山な写真ギャラリー
えぐり師チャーリー(えぐりし・ちゃーりー)
多くの人がスルーする釣り具にこそ価値を見出すマニアックルアーの救済者。日々全国のショップを巡り、自分だけのお宝を発掘。YOUTUBEチャンネル『えぐり師チャーリー』でコアなルアー紹介を高頻度でアップしている。
タランチュラ(ヨーヅリ)/実はか弱い脆弱スパイダー
バブル期には1万円で取引されるほど超プレミアが付いていた。しかーし、このルアーはその期待を裏切る、極道なほどの不良品。ルアーをぶつけたり、使ってバスがこのルアーに飛び出たりするといとも簡単にリップが割れる…。永遠に使用不可能ですな。
弁慶(PENEX)/一度見たら忘れないタラコ唇ポッパー
愛嬌のある顔…と言えるのかな? ずいぶんと巨大な口のポッパーで、キャスト&リトリーブで使うには疲れそうだ。kaico(懐古)シリーズとして放たれたけど、そのニューブランドからは2種類しか発売されなかった気がする。
イカメッシー(天狗ベイツ)/愛嬌たっぷりのイカ飯ペンシル
イカ飯に似てるからイカメッシー? ネクタイしたおっさんな塗装は愛嬌があってイイよね。けっこうお高いルアーだったはずだけど、まさかの300円で購入。近所の脇の甘いSHOPでオレ的には超ありがたい!
ブラックスネーク (ギルモア)/ヘビ革仕様のヘビーなダブルプロップ
1980年代は1個6,800円で売られていた高級品。ラージジャンパーというヘビ皮じゃないタイプもある。ヘビ皮は、カッパーヘッド、ラトルスネーク、ブラックスネーク、ウォーターモカシンの4種。ヘビの色合いには個体差があるので、ルアーにそれが出ちゃうのがおもしろいね。
羽ヤーガラ(スカジットデザインズ)/細長ポッパーとクローラーのマリアージュ
ヤーガラポップに羽根が生えちゃいました! 羽根もスカジットデザインズのオリジナルタイプで、その構造がスゴイね。羽根の長さも計算されていて、ボディとのバランスが実にお見事。スゲーなコレ…、センス溢れすぎだね。
ケントフローター復刻(フルーガー)/アメリカの老舗カエルスイッシャー
100年以上昔からあったルアーで、誰にでも簡単に魚が釣れるルアーとして当時は人気を博し、誰のタックルボックスにも入ってるルアーだった。この復刻モデルには、ゴマちゃんのルアーなどを売ってた「hot’s」が絡んでるみたい。腹には復刻された1999の年号が入っている。