「これはスゴイと思うよ」「概念をブチ壊す」世界一釣れないルアーは「釣れるものなら釣ってみろ」という挑戦状。
トンボ(ヨーヅリ)/超絶プレミア品だった珍品度高いトンボ
1980年代じゃその見た目からバカにされて売れてはいなかった気がするのだけど、後々は珍品度の高さから、ひっそりとマニアから絶大な支持を受けていた。羽根は使い続けると壊れる危険性が高い。ジョイントボディが生み出す、クネクネアクションは実に素晴らしいだけに、残念だよ。
名称不明(HOT SPICE)/細部まで作り込まれた芸術点の高い逸品
バブル期に生まれたインディーズ系ルアーの1種。金属リップでビッグバド的におケツにブレードもある。仕上がりはアート性を感じるほどハンパ無くキレイ。これは当時相当にお高かったんじゃないかな?
ワンマイナス(マンズ)/水面ウエイククランクの元祖がコレ
4サイズあるなかでコレは一番デカいレギュラーサイズ。1989年に登場して、潜らないクランクベイトとして空前の大ヒットプラグとなる。リアルじゃなくてもホントに釣れるルアーというのはこうなんだよ! と示してる、お手本のようなルアーだね。
リビットプロップ(トリプルバイトルアーズ)/飛び込めフロッグダイブスプラッシュ!
発売されたのは2007年で、カエル好きの外国のおっさんが作ったらしい。極薄のペラと極細のシャフトが、独特のスタイルで水に絡みついてバスを魅了するのだとか…。でも、この細すぎるワイヤーは簡単に変形してトラブルが多発しやすいから要注意でっせ。
世界一釣れないルアー THE PLUG(グラスアイ)/時代を先取りしたプラグ型ハンドメイドプラグ
この名前は「釣れるものなら釣ってみろ」という製作者からの挑戦状。釣り=魚釣ってナンボという概念を、楽しくぶち壊してくれるルアーだと思う。このルアーが考案された1970年代後半にはそんな土壌はなかっただけにスゴイと思うよ。コレはバブル期に登場した量販品。
パワーパックフロッグ(モトルアー)/オートマチックに釣れるゼンマイバタバタカエル
バブル期に一部のマニア間で不思議なブームとなって売れたルアー。口から伸びてるスイベルにラインを結び、ルアーの重みで紐が伸びる構造。その伸びた紐が、着水と同時にゼンマイによって戻り足がバタバタする。オートマチックノイジーとして人気を博したね。
バスマニア ギガントブービー(ティムコ)/小粒なブービーのサイズアップVer.
バスマニアシリーズとして最初に放たれたのがアクセルとブービー。その両種だけは、後々でかいトップウォータープラグが流行りだしたころにギガントタイプが発売された。ブービーはノーマルと逆の位置にプロペラが装備され大型化。そのパワーで水面を暴れ回ってやんよー!