近畿地区は県準Vの奈良が本命、京都4強の山城の可能性も【25年春センバツ21世紀枠地区推薦の候補校予想】
来年の2025年春のセンバツに出場する21世紀枠2校の選考を前に、13日に各地区ごとに推薦の候補校9校が決まる。来年1月24日のセンバツ選考委員会で、最終的に2校が選考される最終候補9校は、どんな顔ぶれとなるのか。今回は近畿地区を予想してみる。 過去10年の近畿地区21世紀枠候補校 近畿地区の6府県が推薦校として発表しているのは以下の通り（すべて公立校）。 ＜近畿地区各県推薦校＞ 滋賀 水口（県8強） 京都 山城（府4強） 奈良 奈良（県準優勝・近畿1回戦） 和歌山 紀央館（県8強） 大阪 市岡（府ベスト16） 兵庫 西宮東（県8強） 実績では文句なしの奈良が本命だろう。準決勝までの5試合すべて7点以上を奪って勝利。決勝で天理に10点差で敗れたものの、34年ぶりに近畿大会にも出場を果たすなど、快進撃を見せた。夏も8強入りを果たし、当時2年生のスタメンが5人いて、新チームを引っ張っている。県内トップクラスの進学校でもあり、候補校としては申し分ないと思われる。 京都の準々決勝で鳥羽を破って4強に入った山城が対抗か。1915年に野球部が創部され、夏の選手権大会には第1回大会から参加している。阪神元監督の吉田義男氏の母校でもある。 その他、大阪の伝統校・市岡も挙げられるが、奈良と山城がやや優位にあると思われる。
