ANA、ビクタービルで退役機見学ツアー “飛行機の墓場”へ2泊4日
全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)は9月19日、航空機の保管先として有名なビクタービルを訪れるツアーを開催すると発表した。2025年2月と3月に、1日程ずつ2泊4日で実施する。2023年の米モハベ(モハーヴェ)空港ツアーに続く「飛行機の墓場」シリーズ第2弾で、航空ファンに特別ツアーを提供する。 【写真】ローパスした機内から見たビクタービル空港 2月は21日から24日まで、3月は7日から10日までの2泊4日で、ツアーではロサンゼルス近郊にあるビクタービルのサザンカリフォルニア・ロジスティックス空港を訪れる。今回は新たにビジネスクラス利用も設定する。2人1部屋利用の1人あたりの旅行代金は、ビジネスが115万円、エコノミーが69万円。燃油サーチャージ込みで、1人部屋の追加料金は4万円となる。往路は成田午後5時発ロサンゼルス行きNH6便、復路はロサンゼルス午前11時30分発成田行きNH5便を利用する。 ビクタービルを訪れるのは2日目で、元ANA機を含む退役機を見学する。1日目は非常用装備品の修理工場見学や、機体パーツの加工を手掛ける「MotoArt」での工房見学とパーツ加工品をなどを購入できる。宿泊はロサンゼルス空港そばにあるヒルトン・ロサンゼルスエアポートホテルで、滑走路が見える部屋を用意する。 最少催行人数は各日程とも20人ずつ。販売は株主と一般の2種類に分け、株主への先行販売は9月23日午後5時まで先着順で受け付ける。一般販売は24日午後2時から。
Yusuke KOHASE