100キロ走って本場のうどん食べ比べ…4月に香川で
うどん店巡りとマラソンを組み合わせた大会「ウルトラうどんマラニック」が4月5、6日、香川県坂出市など中讃地域の3市5町で開かれる。2日間で計100キロを駆け抜け、コースに点在する8店のうどんを食べ比べる趣向。中讃地域での開催は2年ぶり2度目で、前回と同様、距離、店舗数とも最大規模となる。
「マラニック」はマラソンとピクニックを掛け合わせた造語。2018年に初めて行われ、コロナ禍の中止を挟んで高松市と中讃地域で5回開催された。瀬戸内国際芸術祭や大阪・関西万博に合わせ、3市5町が4月から実施するイベント「さぬきのまんなか観光博覧会」のオープニング行事として企画した。 丸亀城を発着点に5日は東回り、6日は西回りで各50キロのコースを設定。エイドステーション(補給所)に指定された計8か所のうどん店に立ち寄り、参加者向けのメニューを味わう。 総本山善通寺や金刀比羅宮参道、満濃池といった景観を楽しみながら、制限時間内の完走を目指す。ゴール地点で「完走証」が渡され、8店のメニューを全て制覇した参加者には「完食賞」をプレゼントする。 県のご当地キャラクター「うどん脳」が大会名誉会長、坂出市と丸亀市のキャラクター「さかいでまろ」「とり奉行 骨付じゅうじゅう」が応援団長としてPR。実行委は「2年前とは季節やコースが異なり、桜とうどんをめでながらゴールを目指して」とする。 定員は2日間が120人(参加費1万7000円)、1日のみ30人(同1万2000円)。ともに先着順で1月11日から、ネットの専用サイトで申し込みを受け付ける。