掃除当番は始業開始の1時間前出社がルール…⁉残業はサービスで!実際にあったブラック企業あるある【作者インタビュー】
自身の妊娠がきっかけで育児などの漫画を描くようになったしゃけなかほい(@syake8989)さん。ブラック企業で勤務した体験談をリアル&コミカルに描き、社会人なら一度は知っておきたい作品ばかりだ。 【漫画】本編を読む 2024年の記事の中から、反響の高かった作品を紹介するとともに、著者のしゃけなかほいさんに実際に会社で有給申請したときの心境についても聞いた。 ■入社初日から…!ブラック企業あるあるに疲弊していく日々を語る。 しゃけなかほいさんがブラック企業の洗礼を受けたのは、なんと入社初日のこと。出社すると、自身のデスクに紙の出勤簿が置かれており、まだ朝なのにも関わらず、上司から9時~18時で出勤時間を記入し課長に提出するように指示されたという。「まだ朝ですけど、今ですか?」と質問したところ、上司は「今」とだけ即答。面接時に残業代は出ると聞いていたはずが、この後、毎日のようにサービス残業が続いたという…。 会社の掃除当番にあたった際は、当番の人は始業開始より1時間前に来ることが決まりだと同僚に言われ衝撃を受けたという。実際その掃除は10分ほどで終わるもので、1時間前に来る必要があるのかと疑問である。 また、しゃけなかほいさんが、私用のため1日だけ有給申請することになったときの話では、有給を取得するまでに膨大な時間と労力がかかった様子が描かれている。有給申請では誰にもいい顔をされることはないので、精神的苦痛で毎回胃が痛い思いをしたという。 実際に有給申請したときの心境について、しゃけなかほいさんは「この会社では有給申請の作業が大変で、いちいち理由も聞かれるので本当に疲れます。身内の不幸などの理由がないかぎり、有給は使えなかったと思います」と語る。 他にもブラック企業あるあるが盛りだくさん。ぜひ本編をご覧あれ。 取材協力:しゃけなかほい(@syake8989)