山際担当相が会見 「まん延防止」13都県を追加(全文2完)最悪の事態を想定して準備
山際大志郎経済再生担当相は19日午後、記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「山際担当相が会見 1都12県「まん延防止」適用へ(2022年1月19日)」に対応しております。 【動画】山際担当相が会見 1都12県「まん延防止」適用へ(2022年1月19日) ◇ ◇
高齢者への感染をいかにして防ぐのか
FACTA:FACTAの宮嶋です。大臣おっしゃるように、やっぱり高齢者をいかに、ということだと思って、で、今日の基本方針にもオミクロン株の特性については世代間時間が速くて、現在のところはまず軽症者の数が急増して、併せて中等症が一定程度増加し、その後、高齢者に伝播し、と書いてあるんですけど、現在の高齢者どれぐらい感染していて、今後、その後というのはいつぐらいに、どれぐらい高齢者が増えていくというか、そういうその最悪の想定っていうのはまさにここなんだと思うんですけど、それについてどう思っておられるのか。 それから、もちろん飛沫感染とはいいながら、エアロゾル感染というのはある一定の意味で非常に密だとうつりやすい可能性があるわけですけど、やはり高齢者については、やっぱりあまり電車とか、そういうのに乗るべきじゃないんだろうということになっちゃうのか、その辺を含めまして、その後、その高齢者に伝播し、という部分をいかに防ごう。そういうことについて大臣どういうふうにお考えになっているのか、そこを伺いたいです。 山際:はい。後者のほうからお答えしますと、高齢者であっても、飛沫が飛ばなければ感染しないということだと思います。それは科学だと思うんですね。ですから、移動をするときに感染は起こりづらいということはデルタ株でもオミクロン株でも同じだろうということがだいたい分かり始めていますから、高齢者の方だからといって移動を制限するということではないと思います。 そして、どれぐらいで若い方々の感染から高齢者の方に感染がうつっていくかというのは、それこそこれ、予断を持ってどれぐらいですということが言えないところが悩みなんですけれど、しかし、必ず2~3週間遅れてそういう波が来るって今までもそうでしたし、諸外国の例を見てもそうですから、われわれとしてはそれぐらいのことを念頭に置いて、きちんと準備しておかなくちゃいけないよねっていう頭の体操はしています。 しかし、それを皆さんの前でこういう予想ですということが言えるほど確かなデータを持ってるわけではないので、最悪の事態を想定して準備をしていますという非常に丸まった表現しかできないんですけれど、きちんとその準備をすることはわれわれとしては念頭に置いてやっております。 司会:ほかにございますでしょうか。産経新聞さん。