「LINE一本で会社を辞められるのに、使わないほうがバカ」20代男性が配属ガチャの末にすがった「退職代行サービス」のリアル
「配属後1ヶ月半くらいたったころ、熱を出して会社を休んだんです。そのとき、SNSで退職代行サービスの名前を見て思い出したって感じです。これがあったじゃないか!と。希望の光みたいでしたね」。 拓実さんはすぐに連絡をとったそう。 「LINEで連絡するタイプでした。信じられないぐらいすぐに返信がきて、無料相談がスタート。そこからはとんとん拍子で話が進み、結局1週間後には会社を辞めていました」。 信じられない。退職代行サービスに連絡を入れた後は一度も出社をしていないそうだ。 「もともと熱を出して休んでいましたから、そのまま病欠、退職というカタチです」。 にわかには信じがたいがこれがリアルだ。【後編】では、拓実さんの退職への思いや胸の内、さらにはもう1社を退職した経緯についてさらに詳しく話を聞いていきたい。 取材・文/悠木 律