【ラランド・サーヤ】現実世界でイケてる大人の特徴って?「みんな〇〇と程よい距離がある」
大学在学中にニシダさんと『ラランド』を結成。新卒で広告代理店に就職し、会社員と芸人の二足の草鞋で活動を始めたサーヤさん。大手事務所には所属せず、2021年に自らを代表取締役とする個人事務所を設立。今や多方面で才能を発揮し、同業者からも一目置かれる存在ですが、デビュー当時はその異色の経歴を理由に色眼鏡で見られることも多く、心細さを感じていたそう。今回は、そんなサーヤさんに偏見や差別発言など、モヤる人への対処法を教えてもらいました。後編は、ViViに寄せられたモヤるシチュエーションについてアドバイスをいただきました。 「失礼な人はブロック!スワイプ!削除!」ラランド・サーヤに聞くモヤる発言への対処法
現実で会うイケてる人ってネットと良い距離感がある
―以前、ViViの取材でサーヤさんから読者に向けて「ネットを見るな! 現実を生きろ!」というメッセージをいただいたことがありました。強くて良い言葉だと思うのですが、あのメッセージの真意を聞かせてもらえると! 現実世界で出会う、イケてる人たちって、みんなネットと程よい距離があるんですよ。特にXと(笑)。実際、あんまり遭遇しなくないですか? オシャレな人でネット中毒のツイ廃みたいな人。 そういうイケてる人たちって、服に興味を持ってたり、趣味に熱中してたり、リアルな世界を楽しんでる。ネットをやってても、インスタでファッションやお店を見るくらい。この節度だよな、とつくづく思います。私もネットの世界に入れば入るほど、性格がくすんでいくのを感じましたし。 だって、いつ見てもタイムラインで誰かが喧嘩してたり、男と女でいがみ合っていたり、芸能人の不祥事で関係ない人が「反対派」「肯定派」って対立したりしてるんですもん。本当、意味わかんないなと思います。 「ネットを見るな! 現実を生きろ!」っていうのは、そんな意味のないことやってても疲れるだけだから、とりあえず目の前の飯を何も見ずに食べてほしいし、別のことにフォーカスして欲しいなと思ってのメッセージでした。 ……なんか、オンライン記事の取材なのに、ネット民の文句言っちゃったんですけど(笑)、あんまりネットだけに集中すんよ!っていうことです。ぜひ、リアルな世界を楽しんでください。 ●PROFILE サーヤ(ラランド) 1995年生まれ。東京都出身。大学在学中、お笑いサークルで出会ったニシダさんと『ラランド』を結成。2019年の『M-1グランプリ』にて、アマチュアながら準決勝に進出。2021年、自身が社長を務める個人事務所、株式会社レモンジャムを設立する。 2022年からは川谷絵音らと『礼賛』としてバンド活動を始め、作詞作曲とボーカルを務める。 シャツ¥29700、シルバーネックレス¥22000、ドッグタグネックレス¥18700/FOUNDRY MEWS ミニスカート¥22000、パンツ¥37400/コーチ・カスタマーサービス・ジャパン(Coachtopia) ---------- Photos:Tami Kanamori Styling:Chisaki Goya Interview&Text:Yumiko Ito
講談社 ViVi