キッチンの「洗い桶」使わない派が6割!やめて正解?メリット&デメリットを聞いた
洗い桶を使用するメリットは?
次に、洗い桶を使っている人にそのメリットを聞きました。 ♦️洗い物を効率的にこなせる 「油物を洗剤につけておくときに便利だし、お湯をためてつけておくとご飯のこびりつきなども落ちるから」(48歳/研究・開発) 「洗い桶を使い続けています。ごはん粒やグラタンなどの焦げ付きは、水に20分ほど浸すと簡単に落ちるから。お湯の流水でも落ちますが、節約のため水でしか洗わないので」(60歳/その他) 「洗い桶がないと水を出しっぱなしで洗うしかなく、そうなるときっと何倍も水を使用してしまうと思う」(55歳/その他) 「つけおき洗いなら、過剰に食器用洗剤を使わずに済みます」(53歳/その他) 「食洗機に入れる前に、水につけておくと汚れ落ちがいいので」(44歳/主婦) 洗い桶でつけおき洗いをすることで、食器の汚れが落ちやすくなり、水や洗剤の節約に。また、「食洗機があれば洗い桶は不要」との声もありますが、むしろ食洗機の予洗いに洗い桶を利用するなど、新旧の技術を組み合わせることで、家事の効率化を図ることもできるようです。 ♦️食器のつけおき以外の用途にも使える 「食器洗いには使っていないが、野菜を丁寧に洗うには洗い桶が便利です」(65歳/主婦) 「長いセロリをシャキッとさせるため、大きな洗い桶がベストだから」(54歳/その他) 「飲み物を冷やすのに便利だから」(23歳/その他) 「布巾のにおいが洗っても取れないとき、漂白剤で除菌するのに便利なので使っている」(68歳/総務・人事・事務) 食器をつけおく以外に、野菜を洗ったり布巾を除菌したり……。“かさばって邪魔”との見方もある洗い桶ですが、サイズが大きいからこそ使い勝手がいいともいえそうです。 ♦️その他、こんなコメントも… 「シンクが狭く使いにくいところはあるが、つけおきできないのはもっと困る」(59歳/主婦) 「かなり前から洗い桶を使っている為違和感なく当然のものとして使用している」(66歳/営業・販売) 「以前使用していたのはプラスチック製だったが、ステンレス製に替えた。20年以上経つが、高温のお湯をいれても耐えられるし、壊れることもないし重宝しています。これからも使い続けます」(65歳/主婦) 「折りたためるタイプの洗い桶を必要なときに使用。普段はないほうがシンクがスッキリするので、コンパクトにして収納している」(52歳/主婦) 「立てておける洗い桶なので邪魔にならないし水もたまらない」(68歳/主婦) 洗い桶に不満がないわけではないけれど、やはり使い慣れたアイテムは手放せないという声も。また、水垢やカビが発生しにくいものや収納しやすいタイプを選べば、デメリットもある程度は軽減できそうです。 キッチンでの家事をいかに効率化できるかは工夫しだい。昔ながらの洗い桶も一役買うことがあるかもしれません。みなさんの意見をぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか。
中田綾美