キッチンの「洗い桶」使わない派が6割!やめて正解?メリット&デメリットを聞いた
キッチンの「洗い桶」はあると便利だけど、場所をとるうえ、お手入れも決してラクではありません。賛否が分かれるアイテムです。 【グラフで結果を見る】Q. キッチンで洗い桶を使っていますか?…「以前からずっと使っている」が約35%。残りの内訳は? そこで、キッチンのシンクで洗い桶を使っている人の割合や、使い勝手などを女性356人にアンケート調査しました。
「キッチンで洗い桶を使っていますか?」
まず、洗い桶の使用状況について尋ねたところ、回答は以下のように分かれました。 「以前からずっと使っている」・・・121票(34.0%) 「以前は使っていなかったが、今は使っている」・・・8票(2.2%) 「以前は使っていたが、今は使っていない」・・・87票(24.4%) 「使ったりやめたりを繰り返している」・・・13票(3.7%) 「以前も今もずっと使っていない」・・・127票(35.7%) 「以前からずっと使っている」と「以前も今もずっと使っていない」が拮抗する形に。洗い桶は人によってはキッチンに欠かせない存在である一方、そもそも使ったことがない人もかなりいて、好みが分かれるアイテムであることがうかがえます。
キッチンで洗い桶を“使わない”理由は?
「以前は使っていたが、今は使っていない」、「以前も今もずっと使っていない」と回答した人たちにその理由を尋ねてみました。 ♦️キッチンのスペースをとるから 「以前は使っていたが、場所を取るしなくても問題ないと思って処分してみたら案の定なくても問題なかった」(40歳/主婦) 「引っ越したらキッチンが狭くて置き場所がないので」(28歳/その他) 「シンクがあまり大きくないので、桶を使うと狭くなり作業をやりにくい」(52歳/主婦) 洗い桶の最大のネックはスペース問題。巨大な洗い桶が邪魔になったり、見た目的にスタイリッシュじゃなかったりするという点をデメリットだと感じる人が少なくないようです。 ♦️洗い桶のお手入れが手間だから 「洗い桶自体がぬめっていたりして衛生的にどうなのと思ったからやめた」(47歳/その他) 「使っているとぬめりが付いて、いちいち汚れを落とすのが面倒になりやめた」(68歳/金融関係) 「洗い桶にカビが生えて洗うのが大変だった」(62歳/主婦) 洗い桶の材質によっては、ぬめりやカビの温床になってしまうことも。つけおきで食器洗いの効率化は図れても、洗い桶本体をお手入れする必要があると、家事の手間が余計にかかってしまうとの見方もあるようです。 ♦️他の方法で代替できるから 「大きいお皿を洗い桶の代わりにしてそこにつけおきしてからほかの食器と一緒に洗ったりするので」(52歳/主婦) 「洗い物が少ないこともあるけど、鍋やボウルなど大きいものを洗い桶がわりに使うので必要性を感じない」(60歳/主婦) 洗い桶がなくても、つけおきをしたいときには大き目の鍋やボウルなどで事足りる、との声も。たしかに、家族構成やライフスタイルによっては、わざわざ洗い桶に頼る実益が乏しいかもしれません。 ♦️その他、こんな理由も… 「長くつけおくと菌が繁殖しそうなので、食器はすぐに洗いたい」(51歳/主婦) 「食洗機を購入してつけおきする必要がなくなった」(61歳/デザイン関係) 「実家で使っていなかったので。必要性を感じない」(31歳/主婦) 「洗い桶とは何か意味がわからない」(39歳/その他) 洗い桶を使ったことがないどころか、そもそも実物を目にしたことがない、という人もいました。時代の変化を感じさせられますね。