トラブル発生! 事故や悪天候の影響でキャディーバッグが届かなかった… 手ぶらでゴルフ場に到着しても一応プレーはできるの?
借りるうえでの注意点は?
では、実際にゴルフ場ではレンタルクラブに関してどのように対応を行っているのでしょうか。全国でゴルフ場を運営する、株式会社東急リゾーツ&ステイの広報担当者は以下のように話します。 「弊社のゴルフ場でもレンタルクラブを用意しているところは多いですが、年式については最新を取りそろえているところもあれば、少し古くなってしまっているところもあるため、まちまちといえます。なお、本来レンタルクラブは事前に予約をしてもらうのが望ましいので、突然『忘れてしまった』からといって確実にお貸しできるとは限りません」 「空いていれば急でもレンタルすることは可能ですが、もしもなかった場合は同伴者の方のクラブを借りながらラウンドという形になってしまう点は、ご注意いただければと思います。ちなみに私の知る範囲では、自前のクラブを忘れたことでレンタルクラブを利用されたお客様はほとんどいませんが、できる限りの対応は行うつもりです」 レンタルクラブの貸出料金はおよそ3000~5000円が相場といわれていますが、必ず1人1セット持ってコースに出なければならないわけでもありません。厳密にいうとルール上では認められていませんが、プライベートのエンジョイゴルフでただ楽しみたいだけなら、同伴者のクラブを借りるのも一つの手ではあります。 しかし、その際は限られた本数のクラブを複数人でシェアすることになるので、プレーのスピードが落ちないように気を付ける必要があります。ほかにも、借りたクラブは持ち主の体格やスキルを基準に調整されているため、必ずしも自分に合っているとは限りません。傷をつけたり、破損させてしまう危険も少なからずあります。 さらに、ボールやティーはルール上でも同伴者のものを拝借していいとされていますが、どちらも消耗品ですので傷や性能面の低下だけでなく、木製ティーの場合は衝撃で折れることもあります。これらは人から借りるのではなく、クラブハウスの売店で購入しておくべきでしょう。
ピーコックブルー