プロテイン市場は10年前の3.5倍 ただ摂取しすぎは肥満の原因に…適切な摂取量は?
チューリップテレビ
筋トレのお供として親しまれているプロテイン。プロテインを含む「たんぱく質補給食品」は年齢や性別を問わず年々需要が高まり、国内市場はこの10年で約3.5倍となっています。ただ、摂取しすぎると思わぬ影響が出てくることも。 【写真を見る】プロテイン市場は10年前の3.5倍 ただ摂取しすぎは肥満の原因に…適切な摂取量は? 厚い胸板に…太い腕。 富山市内のジムには、たくましい筋肉を育てるべく奮闘する人々が。 ジムの利用者 「今は上腕二頭筋を鍛えていました。動物として強くあるために」 そんな筋トレを愛する人たちに欠かせないのが… 筋肉増強や維持のためのプロテイン! ジムの利用者 「1日に体重×2gぐらい。体重80kgあるので、たんぱく質は160gくらいとります」 「僕は1日4回くらい飲んでいて、朝起きた時とトレーニングの1時間前とトレーニング後、あと寝る前に飲んでいます」 プロテインと聞くと、水で割る粉末状のものをイメージする人も多いはず。 しかし最近は―― ■国内市場は10年前の約3.5倍に 嘉藤奈緒子アナウンサー 「インスタント食品のコーナーです。よく見るカップラーメン、表示を見てみますと、『高たんぱく』と書かれています。このように、たんぱく質がしっかり摂れる商品が今、続々と登場しているんです」 たんぱく質が豊富な棒状のチョコレートやヨーグルトなどの乳製品は、今やコンビニエンスストアでもよく見る存在になりました。 また、ポタージュやスナック菓子まで。各メーカーがたんぱく質を意識した商品を開発しています。 民間の調査会社、富士経済によりますと、プロテインなどのたんぱく質補給食品の需要は年々高まっていて、今年度の国内市場は10年前の約3.5倍にあたる2763億円の見込んでいます。 筋トレブームやコロナ禍の運動不足解消、健康志向の高まりなどから幅広い層に親しまれていることが背景にあるとみられています。 ■不足すると免疫が下がり肌のツヤも… では、たんぱく質は、体にどんな効果をもたらすのでしょうか。 富山短期大学 食物栄養学科 大森聡准 教授 「たんぱく質は、我々人間を含めた生き物の構成成分のひとつになります」
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