iPhone 17は全モデルで映像再生力アップ。可変リフレッシュレート対応か
iPhoneの基本モデルとProモデルの差が、今年はまた1つ埋まりそうです。2025年にリリースが期待されるiPhone 17シリーズでは、すべてのモデルで可変リフレッシュレート技術が搭載されるという噂が出ています。
AppleのProMotionテクノロジー
iPhone 17のリフレッシュレートに関する情報が出てきたのは、中国SNSのWeibo。いわく、すべてのモデルでリフレッシュレート最大120Hzの可変リフレッシュレート技術に対応するといいます。 リフレッシュレートとは、1秒間に画面に映る画像を何回リフレッシュ(書き換え・更新)するかという値で、Hz(ヘルツ)で表されます。この値が大きいほど、映像はぬるぬるとスムーズで美しく見えます。が、値が大きいと、マシンにかかる負荷と消費電力が上がります。そこで登場するのが可変リフレッシュレート。これは必要に応じてリフレッシュレートを変えられる技術。 Apple(アップル)では、これをProMotionテクノロジーと呼んでいます。iPhone 13からディスプレイ仕様にProMotionテクノロジーが導入されていますが、2024年リリースのiPhone 16まではProモデルオンリーのプレミアム仕様となっていました。 iPhone 17では、このProMotionテクノロジーが全モデルに搭載されるというのが今回の噂。
基本モデルとProモデルのギャップ
今回の噂で着目したいのは、基本モデルとProモデルのギャップが埋まりつつあること。 例えば、iPhone 14で発表されたDynamic Islandは、iPhone 14 Proモデルのみで使えるプレミア機能でした。これがiPhone 15では全モデルに採用。 iPhone 15では、Proモデルのみに搭載された新機能のアクションボタンが、iPhone 16では全モデルに採用されました。つまり、新機能=プレミアモデル向けとして搭載され、1年後に全モデル採用という流れがあったのです。 しかし、2024年リリースのiPhone 16で、これに変化が見られました。新機能であるカメラコントロールは、Proモデルだけでなく基本モデルでも採用。また、iPhone 16の目玉となったApple Intelligenceも、全モデルで対応となりました。 噂通り、iPhone 17全モデルでProMotionテクノロジーが採用されれば、基本モデルとProモデルの差がまた1つ埋まることになります。消費者は、画面サイズやカメラなど、よりわかりやすい視点で端末を選ぶことができますね。
そうこ