【RIZIN】失神KO三浦孝太「出られる理由を親以外で何か作りたいと活動してはいましたが」
<RIZIN:DECADE大会>◇31日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ サッカー元日本代表FWカズ(三浦知良、56)の次男、三浦孝太(22=BRAVE)が大みそかに1回失神KO負け。RIZIN3連敗となった。「雷神番外地」第4試合で1年ぶりの再起戦に臨んだが、冨澤大智(27=フリー)に敗れた。 【写真】セコンドの肩を借り引き揚げる三浦孝太 三浦は、第1ラウンド、相手の左パンチをもらってぐらついた。それでも気を振り絞ってタックルに入ったところ、カウンターのヒザ蹴りをあごに受け、残り1分53秒でリングにあおむけとなった。 三浦は試合後の記者会見で「(試合について)ちょっと覚えてなくて、今、何をしに来てるのかあんまり分かってないです」と記憶が飛んでしまっていることを説明。涙ぐみながら「そもそもデビューできたのは、親のおかげだったり。やっぱり格闘技を真剣にやってる人とやると、今、力の差を見せられてしまってる部分もあると思うし。自分的にはこの舞台に立つのもふさわしくないんじゃないかなっていうことも思ってて。自分も(RIZINに)出られる理由を、親以外で何か作りたいと思って活動してはいたんですけど、なんか自分は、自分にしか出せない色を見せるべき場所で見せていくべきかなっていうのは思ってしまいますね。こういう結果が続いてしまうと」と、格闘家としての岐路に立っていることを示唆した。