注目を集める久保建英のリヴァプール移籍報道…現地メディア「今後2週間の大きな入退団の噂はない」プレシーズン終了後の動きも?
リヴァプールはレアル・ソシエダに所属する久保建英を獲得するのだろうか。『スポーツニッポン新聞社』が「久保建英はリヴァプールに移籍する可能性が高い」と報じて以降、その動向に大きな注目を集めている。しかし地元メディア『Liverpool Echo』のイアン・ドイル記者は、直近の新加入はないだろうと見解を示している。 【動画|久保建英 プレイバック】チームの「心臓」へと成長を遂げた至宝!2023-24 ラ・リーガ 2023-24シーズン限りで長期政権を築いたユルゲン・クロップ監督が退任し、リヴァプールはフェイエノールトからアルネ・スロット監督を招へい。現在はチームの再構築を行っている。 今夏の移籍市場でCBやアンカー、アタッカーのポジションの補強を噂されるリヴァプールだが、新戦力の加入は今の段階で決まっていない。スロット新監督は新戦力の獲得よりも現有戦力の見極めを優先事項に考えているようだ。プレシーズンの最初の2週間が終わり、現在の状況をクラブの公式サイトを通じ、次のように語っている。 「まだ2週間しか経っていない。この期間ですべてのアイデアを実行することができれば理想的な状況だが、そう簡単にはいかない。2週間のトレーニングでフィジカルコンディションは上がってきている。確かに改善すべき点はいくつかあるが、セッションを重ね、選手全員が揃えばわかるだろう」 また今夏はUEFA EURO 2024とコパ・アメリカが開催された影響で、主力選手の合流が遅れている。選手全員が揃うのは新シーズン開幕前、最後の親善試合の8月11日に行われるセビージャ戦になる見込みだ。そこで『Liverpool Echo』のイアン・ドイル記者は「今後2週間の大きな入退団の噂はない」と伝えており、プレシーズンでスロット監督がチームの陣容を確認でき次第、スカッドの整理を行うと予想している。 エースのエジプト代表FWモハメド・サラーは、2025年6月に契約が満了となる。今夏はリヴァプール残留濃厚と伝えられているものの、来夏のサウジアラビアへの移籍の噂が根強くある。右WGの補強はリヴァプールとしても目指しているところで、そのポジションを主戦場とする久保建英が獲得候補となってもおかしくない。南野拓実、遠藤航に続き、3人目の日本人選手となるのだろうか。今後の動向に注目だ。
SPOTV NEWS