安倍首相が記者会見 臨時国会が閉会(全文2完)改憲は必ず私の手で成し遂げたい
安倍晋三首相は9日午後、官邸で記者会見を開いた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「安倍首相が会見 「桜を見る会」追及続く中、臨時国会が閉会(2019年12月9日)」に対応しております。 【動画】安倍首相が会見 「桜を見る会」追及続く中、臨時国会が閉会 ◇ ◇
任期中の改憲を引き続き目指すのか
日本経済新聞:幹事社の日本経済新聞の【シゲタ 00:19:06】です。よろしくお願いします。総理は7月の参院選で憲法改正の議論を呼び掛け、選挙後の記者会見で、少なくとも憲法改正の議論は行うべきだというのが国民の審判だと述べられました。しかし本日閉会する臨時国会では、国民投票法改正案は成立せず、衆院憲法審査会は3回、参院憲法審査会は1回も審議がされませんでした。参院選を踏まえ、今回の憲法論議をどうご覧になりますか。 自民党総裁の任期は残り1年10カ月に迫っています。任期中の憲法改正の目標は引き続き掲げられますでしょうか。掲げるのであれば、来年の通常国会や臨時国会でどう道筋を付けるのか、お考えをお聞かせください。 安倍:先の参議院選挙においては、それまでの1年間の憲法審査会における議論を振り返り、ほとんど議論されなかった。このままでいいんでしょうか。この選挙においては、憲法改正の議論をしっかりと行っていく政党、候補者を選ぶのか。それとも議論すら拒否する政党や候補者を選ぶのか。それを問う選挙だ。こう訴えてまいりました。まさに憲法審査会でしっかりと議論していくべきではないかと訴えてまいりました。 その上で、与党は改選議席の過半数を大幅に上回る勝利をすることができました。国民の皆さまから、まさにしっかりと憲法の議論を前に進めよ。その国民の皆さまの声を、私たちはこれから憲法審査会において生かしていかなければいけない。選挙の結果は、国民の皆さまの声は、憲法の議論を前に進めよということだったのだろうと思います。