皇室バッシング報道への対応「引き続き検討」秋篠宮さま57歳に(会見全文)
天皇陛下のご体調は発表通りに受け止めている
幹事社:天皇陛下の前立腺検査、上皇様の心不全、上皇后様の深部静脈血栓症など、今年は皇室の方々の健康に関しても様々なことがありました。陛下のご体調についての受け止めや、上皇ご夫妻の赤坂御用地でのご様子と、今のご体調についてお聞かせ下さい。殿下ご自身の現在のご体調や、健康に留意されていることがあればあわせてお聞かせください。 秋篠宮さま:天皇陛下の前立腺のことというのは、最初は検査の数値、PSAだと思いますけれども、が、少し上がったということから、その後MRIの検査をされたということですね。それで、その時の発表にもありましたけれども、肥大はあったけれども懸念される所見はなかったということです。 そして、ただ、やはりこの念を入れるというか、いろいろと確認したいということが医師の側にもあるんでしょう。今後バイオプシーを受けられるということが発表されたと思います。私自身はですね、今まで発表されたことをその通りに受け止めております。 次が上皇上皇后両陛下の赤坂……。 幹事社:御用地でのご様子と今のご体調についてお聞かせください。 秋篠宮さま:この4月ですね、4月に高輪の方から赤坂の今の仙洞御所(せんとうごしょ)に移られました。赤坂の仙洞御所は長年にわたって住んでおられた場所になります。今、私たちがいるこの場所と同じ敷地になることからですね、ご散策などをされているときに時折お見かけすることがあります。そのような時に、長い時間ではないですけれども、ごく短い時間ではありますけれども、しばし歩きながらお話をするということがあります。やはり長い間お住まいだった場所ですので、とても懐かしそうにしておられます。
できるだけ歩くよう努めている
ご体調についてですけれども、これについては発表されている以外のことはありませんけれども、なんといっても90歳近いご年齢ですので、大事にされながら過ごしていただきたいなと思っております。 次は、私ですか? ごめんなさい、もう1回。 幹事社:殿下ご自身の現在のご体調や健康に留意されていることがありましたらお聞かせください。 秋篠宮さま:私の現在の体調はそこそこといったところです。健康に留意していることですけれども、特にありませんけれども、まあやはりできるだけ歩くことには努めております。 今いただいた質問、総じて言えること、健康に関することですね、総じて言えることだと思いますけれども、やはりこう、何て言うんでしょうか、体の不調というのはいつでもそういう状態になりうるわけですね。病気に罹患するということ。そういう時にやはり速やかに病院に行って、速やかにしかも大ごとにならずにですね、病院で検査をしてもらえる、その分野の専門の人に見てもらえる、そういう体制というのは必要なのではないかなというふうに思っております。