【2024 スーパーフォーミュラ第6/7戦】坪井翔が連勝しランキングトップ浮上 最終決戦鈴鹿は三つ巴の戦いに
Rd.6-2:3度目の2位は悔しいものの岩佐、健闘
タイヤがフレッシュな坪井は太田をオーバーテイクし実質的な2位に浮上し岩佐を追う。スタートと戦略でトップに立った岩佐だったが、ペースが上がらず坪井の接近を許してしまう。 そして32周目のコカ・コーラ・コーナーで坪井が首位に浮上。そこからは一気に抜け出しトップチェッカーを受けた。 岩佐は小林とポジションを大きく上げてきた牧野が急接近。しかし、岩佐が2位を守り切り、小林は5年ぶりとなる表彰台を獲得してみせた。 坪井は前回の優勝同様にここ富士で今季2勝目を挙げ、ランキングでも2番手に浮上。野尻が6位に終わったことで両者のポイント差はわずか0.5ポイント差となっている。 岩佐はペース不足もレースをまとめあげ2位を獲得。2位は今季3度目ということもあり悔しさもあると思うが、現状を考えると上出来の結果と言える。しかし、まだ可能性が残っているとはいえ、タイトル争いではより厳しい状況に追い込まれている。 ■2024年 スーパーフォーミュラ 第6戦 決勝結果(トップ10) 1 36 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)41周 2 15 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)+4.440 3 7 小林可夢偉(Kids com Team KCMG)+4.853 4 5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+5.704 5 8 福住仁嶺(Kids com Team KCMG)+10.695 6 16 野尻智紀(TEAM MUGEN)+11.363 7 65 佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)+11.898 8 64 山本尚貴(PONOS NAKAJIMA RACING)+12.799 9 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+18.904 10 3 山下健太(KONDO RACING)+22.070