「帰省こそ最大のチャンス」後悔したくないなら今すぐ始めたい「親への小さな恩返し」喜ばれる10のこと【専門家に聞く】
そして、これ以上ない能動的なアクションが「直接会う」こと。家庭や仕事の都合で盆と正月くらいしか帰省できない人も多いかと思いますが、それならなおさらのこと、帰省したときは思いっきり親に恩返しをしてください。 直接会っているからこそできることはたくさんあります。たとえばスキンシップ。身体感覚を伴う刺激は、目や耳から受け取る情報よりも深く記憶に刻まれます。恩返しの気持ちも、スキンシップがともなえば文字や言葉以上に強く親に伝わるに違いありません。帰省は、親の体調や生活状態を把握する機会でもあります。老いとともに、以前できていたことができなくなっている場面にも遭遇するかもしれません。というより、むしろそういう変化がないかを確認してください。
もちろん個人差はありますが、70代後半以降は、身体機能や認知能力の低下が短期間で進むケースも。とりわけひとり暮らしの場合は、自分の外見や身の回りのことに行き届かなくなり、不便を不便だと思わずに生活することも珍しくありません。 自分が何をすれば、親が助かるのか?ここで紹介する恩返しだけでなく、みなさんも親が喜ぶ顔を想像しながら考えてみてください。
■帰省時にしてあげると喜ばれる10のこと
■冷蔵庫の中を一緒に片付ける 高齢世代には、「食べ物は冷蔵庫に入れておけば悪くならない」という「冷蔵庫神話」が少なからずあります。帰省したら、消費期限が切れた食材が眠っていないかチェックしてみましょう。
■テレビなどのリモコンをきれいにする 毎日使うものの汚れは、使っている本人には気づかないことが多いです。いつも目につく場所に置いてある、テレビやエアコンなどのリモコンがいい例です。ボタンの隙間にほこりがたまっていたり、手垢で汚れたりしていたら、爪楊枝や除菌クリーナーを使ってキレイに掃除してあげましょう。その際、電池残量もチェックして切れる前に電池も取り替えておきます。