チームによっては主力級!? DeNAの現役ドラフト注目選手(5)三浦監督の下で1軍デビューも
日本野球機構(NPB)は、12月9日に2024年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する見込み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれていない選手の新天地での活躍が期待される。ここでは、今年の現役ドラフト候補になり得る横浜DeNAベイスターズの選手を紹介する。
東妻純平
投打:右投右打 身長/体重:174cm/83kg 生年月日:2001年7月3日 経歴:智弁和歌山高 ドラフト:2019年ドラフト4位 プロ5年目の今季、初の一軍出場を果たした東妻純平。ただ、チームでは捕手や外野手が飽和状態なこともあり、出場機会には恵まれない可能性がある。 智弁和歌山高で高校通算34本塁打を放ち、2019年ドラフト4位で横浜DeNAベイスターズに入団。強打の捕手として期待を受けた。 しかし、プロ入り以降は苦しい日々が続いた。プロ1年目はファームで32試合に出場し、打率.070(57打数4安打)。プロ2年目には64試合と出場機会が倍増したが、打率.153と打撃面で苦戦した。 その後も一軍に上がれない日々が続き、今季から外野手に挑戦。開幕後はファーム暮らしが続いたが、終盤戦に捕手の山本祐大と伊藤光が負傷離脱。9月に自身初の一軍昇格を果たした。 そんな中、9月20日の阪神戦では代打としてプロ初打席に立つと、左中間を破るタイムリーツーベースをマーク。一軍の舞台で結果を残した。 だが、厳しい競争の中にいることに変わりはない。捕手は山本祐大や松尾汐恩、ベテランの伊藤光や戸柱恭孝など豊富な布陣を揃えている。外野手に目を向けても、梶原昂希などの若手が台頭している状況だ。 このような状況を踏まえれば、東妻が現役ドラフトの対象になることも考えられそうだ。
ベースボールチャンネル編集部