センバツ開会式、高校生2人が司会 「感無量」「100点の出来」
開会式の司会は、この春ともに3年になる長崎県立諫早高の古賀美希さんと岐阜県立岐阜北高の古田桃香さんが務めた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 古賀さんは、選手の入場行進に合わせてハリのある明るい声で32校の校名を読み上げた。「選手の皆さんが笑顔で入場していたのが印象的だった」と話し「気持ちを込めて大切に読むことができた。感無量で、感動している」と述べた。 式典の進行を担当した古田さんは弱視の障害があり、台本を暗記して臨んだという。「100点の出来。その場の雰囲気を感じながら司会ができた」と胸をなで下ろし「障害があっても無限の可能性を秘めていることを伝えたかった」と語った。【塩路佳子】