食欲のない保護猫は腎不全だった 入院中もごろごろ甘えてご挨拶 頑張り続けるあなたに幸が訪れますように
頑張り続けるロンくんに「お家」が見つかりますように
しばらくしてロンくんは退院することになりました。腎不全の完治は難しく悪化しないように献身的な世話をし続ける必要がありますが、それでも体調が安定したことでの退院でした。 がんばるロンくんを前に「退院できて良かったね」「よく頑張ったね」と優しく声をかけるメンバーでしたが、その一方、相変わらずエサを嫌がることがあり、またベッドで寝ている間にしかトイレをしなくなりました。 メンバーは「重篤な持病があって、トイレもうまくできないとなると、現実的に考えれば『迎え入れたい』『ずっとお世話をしたい』という里親希望者さんは、そう現れないだろう」と思いました。 しかし、それでも諦めずにロンくんの里親募集をかけ続けることにしました。外猫として生まれ、生まれつきの障がいや持病もある中で、日々頑張り続けるロンくんにはやはり「本当の家族」「ずっとの家族」がいることがベストです。ここまでがんばって生き抜くロンくんの前に「うちにおいで」の声がかかることを祈るばかりです。 (まいどなニュース特約・松田 義人)
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