オムライスの卵は「ふわふわ派?」「固め派?」 みんなの回答、70%が…‼ ぱっかーんオムライスを家で成功させる極意を料理家に聞いた!
失敗しないぱっかんオムライスの極意を公開!
お店のようにはなかなかうまくいかないオムライス。ほりえさちこさんにぱっかんオムライスのコツとレシピを教えてもらいました。 「オムライスの卵が破けやすいのは卵の量が少なかったり、ひっくり返すタイミングが早く卵がちゃんと固まっていなかったりすることが原因です。 フライパンにくっついてしまうのは、鉄のフライパンの場合、油ならしがしっかりできていないことや、フッ素樹脂加工場合、フライパンが古くなってフッ素樹脂がはがれていることが考えられます。そんな時は、鉄のフライパンのように油を全体にしっかりならして使用するといいですね。 失敗しないオムライスのご飯と卵のバランスは、1人分で卵3個、ごはん160g。2人分で卵4~6個、ごはん280~320gが目安です。 お店のようにパカっと割れるオムライスをつくる時の1つ目のポイントは、フライパンの大きさです。 フライパンは大きすぎると卵を寄せるのが大変なので、直径20cm前後がオススメです。 2つ目のポイントは、火の通り具合です。火が通りすぎると、パカッと割れないので注意しましょう。菜箸でかき混ぜすぎるとスクランブルエッグになってしまうので、とにかく手早く卵を混ぜて半熟の状態になったら、それ以上混ぜずにおいておくことです。最後に、フライパンをとんとんしながら卵の手前と奥を織り込んで三つ折りしていきます。難しい場合は、フライ返しを使用するといいでしょう。 今回は、『ぱっかーんオムライス』のレシピをご紹介しますので、試してみてください」(ほりえさちこさん)
ぱっかーん★オムライスレシピ
(材料) 2人分 鶏もも肉 1/4枚(約80g) 玉ねぎ 1/4個(50g) お好みでマッシュルーム 2個 ごはん お茶碗2杯分(300~320g) ケチャップ 大さじ5 塩・胡椒 各少々 サラダ油 小さじ2 卵 6個 塩・胡椒 各少々 バター 20g (作り方) 1。鶏もも肉は1.5cm角に切り、塩、胡椒をふる。玉ねぎは粗みじん切り、マッシュルームは薄切りにする。 2。フライパンに油を熱し、1を炒め、玉ねぎがしんなりして肉に火が通ったら、ケチャップを加える。 3。ケチャップがふつふつしたら、ごはんを加えて混ぜ合わせ、皿に盛る。 4。ボウルに卵を割り入れ溶きほぐしたら、軽く塩を混ぜる(半量で1人分ずつ焼く)。 5。フライパン(直径20~22cmくらいのもの)を中火にかけバターを溶かしたら4を流しいれて、菜箸でかき混ぜる。 6。卵が半熟状になったらそのまま焼き、底が固まってきたら手前1/3を折りたたみ、奥を畳んで三つ折りにする。 7。上下をひっくりかえして閉じ口をかるく焼いたら3にのせる。 ナイフでカットしてひらく。ケチャップをかける。 パッカンオムライスは、家庭では成功率の高くない料理1つです。フライパンの大きさと、卵の火加減に注意して、成功させてみたいですね。 (取材・文/酒井範子、たまひよONLINE編集部) ※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。 ※調査は2024年6月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数219人) ※記事の内容は2024年9月の情報で、現在と異なる場合があります。