最後に地方創生です。われわれ維新の党は地域のことは地域で決める。地域のことは地域の皆さんが一番よく分かっておられるのですから、国から地方に徹底的に権限や財源を移譲して、地域のことは地域で決める。地方創生も地域で決める。しかし残念ながら、安倍総理がこの秋の臨時国会、地方創生国会と位置付けましたけれども、相変わらず出てきた法律は中央に本部を設け、そしてまたぞろ新しい補助金を作ってばらまくという、まったく中央からの上から目線の旧態依然とした自民党の手法でした。これではいつまでたっても地域振興、地域興しはできません。 　わが維新の党の原点は、この地域主権改革、分権改革なんです。この横浜市のことは横浜市で決める。市町村にどんどん中央から権限、財源を下ろしましょうと。霞が関でふんぞり返っている役人に、横浜市のことを考えている、考えている時間は1分1秒もないんです。ぜひとも横浜市、さらには区役所に行けば、皆さんの生活まわりのことは全て片付く。皆さんの要望は満たされる。それだけの権限やお金を市役所や区役所に与える。これが本当の意味での地域主権改革、分権改革なんです。維新の党は地方創生も地域が決める。こうした安倍自民党は、こうした本当の規制改革、地域主権改革がまったくできません。 　その自民党の正体はこの選挙のときに日頃の政治活動にこの規制で守られた、規制で守られた協会や団体からいっぱい票や金をもらっているから、もうストレートに言いましょう。農業では農協、医療では医師会、そしてエネルギーでは電力会社。これが自民党の協力な支持基盤じゃありませんか。この岩盤を安倍総理は打ち砕けるんですか。まったく打ち砕けてないじゃありませんか。この岩盤を本当に打ち砕けるのは安倍総理ではなく、まったくしがらみのない、どの業界団体、どの労働組合からの支援もされていない維新の党だけだということをしっかりとこの選挙戦、最後の1分1秒まで訴え続けます。ぜひとも皆さん、最後まで維新の党へのご支援、心からお願いを申し上げまして、私、維新の党代表、江田憲司の今日、選挙戦初日、お願いとさせていただきます。本当に皆さん、ご静聴ありがとうございました。最後までよろしくお願いを申し上げます。