次世代型アップサイクル調味料も。大分発のユニークなサステナブルアイテムたちが熱い!
漁師町としても知られる佐伯市の郷土調味料「ごまだし」が、ソフトパウチの食べきりサイズになってリニューアル。焼いた魚に、ごま、醤油などを合わせ、うどんなどにかけていただく漁師飯としてふるまわれてきたタレは、エソ、カツオといった原料となる魚によって異なる風味を楽しめる。料理のアレンジもしやすく、出汁の代わりに味噌などと合わせて使ってもよし、漬けダレや焼きおにぎり、ツナマヨ感覚でマヨネーズと和えてもおすすめ。
耶馬溪(やばけい)の林業の際に出る間伐材を使用して、蒸留所での抽出から充填、ラベルの貼付まで、すべて手作業で作られたミストスプレー。遠くの山を見た時に景色が青く見える“ブルーヘイズ”という現象に由来にするこの商品。その青さを作り出すフィトンチッドの中には、リラックス成分である「αピネン」が含まれている。寝る前の空間、枕などの寝具に一吹きすれば、森の香りと情景に包まれ、身体の緊張を緩やかにほぐしてくれるはず。
② 3種のフレーバーティー
地元生産者とのつながりから生まれた3種のフレーバーティーは、創業130年という老舗ながら、喫茶室のオープンやパッケージ開発など多方面で日本茶の文化・価値を発信する〈丹羽茶舗〉が製作。カカオハスク(カカオ豆の種皮)や無農薬の生姜、農園オリジナル柑橘の皮、とアップサイクルや大分ならではの食材から日本茶へとアプローチする。手に取りたくなるような、漫画家・堀道広さんによるほのぼのとしたパッケージイラストにも注目。
水産業が盛んな佐伯市から福を広げるように、ふぐをより身近に感じる体験をしてほしいと15年前に生まれた商品をリブランディング。手土産にも喜ばれそうなサイズ感と愛らしい形の「ふぐひれ」は、熱々の日本酒に入れて30秒ほど蓋をすれば、ひれの香ばしいかおりが広がって良い飲み頃に。ひれにあう地酒探しも一緒に楽しんでみては?