【お正月に観たい映画10選】心もあたたかくなる感動映画ほか
エディターK:私も、“今を生きる大切さ”が描かれている映画でおすすめしたい作品がひとつあって、それは、ジョニー・デップ主演の終活ムービー『グッバイ、リチャード!』。 突然余命半年であると宣告された大学教授が、人生を見つめ直す話で、ラストシーンがとにかく素晴らしい。きっと私は、人生のいろんな場面でこの映画のラストを思い出すと思う。「生きているんだからやらなくちゃ!」という気分にさせられる作品です。 「グッバイ、リチャード!」 ©2018 RSG Financing and Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED. ●配信表記:U-NEXTで配信中
自分とは? 理想の暮らしとは? そんなことを考えるきっかけになる作品
ライターR:五十嵐大介さんの漫画が原作で、橋本愛さんが主演を務めた『リトル・フォレスト」は、暮らし方、生き方を見直すのにぴったりな作品。「夏・秋」篇、「冬と春」篇の2部構成で、東北の小さな集落で、なんと1年かけて撮影したそう。 日々畑仕事をして、季節のもので食事を作る。都会のように何でもあるわけではない集落で、知恵を振りしぼってたくましく生きる主人公の姿と、おいしそうな料理の数々に、じんわりと癒されるし、はげまされます。 エディターT:予告を観たけど、本当に出てくる料理がどれもおいしそうで、お腹が空いてくる。野村友里さん率いる“eatrip”が、フードディレクションしているんですね。 ライターR:そう、そう。だから、どの料理も本当においしそうで真似したくなる。料理欲が湧いてくる映画でもある! ちなみに、この映画は韓国でも人気で、キム・テリさん主演でリメイクされたんだけれど、そちらもおすすめです。 エディターT:韓国版の料理も気になる。見比べてみたい! 「リトル・フォレスト 夏・秋」 ©「リトル・フォレスト」製作委員会 ●配信表記:U-NEXTで配信中
エディターK:私、2004年に公開された、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ターミナル』が、何度も見返すほど好きなんです。 物語は、トム・ハンクス演じる主人公の母国が突然消滅して、パスポートが無効になってしまい空港に閉じ込められるという内容。○◯人というアイデンティティーを失い、絶望的な状況の中で、自らの持つ人間力を発揮して奮闘する主人公を見ていると「自分とは何か?」を考えさせられます。また、今の仕事が突然無くなるとか、誰かと別れなくてはならないとか、今まで当たり前に自分のそばに存在したものがリセットされたとしても、自分を見失わずに生きていけるはず、という勇気をもらえます。 「ターミナル」 TM&©2004 DreamWorks LLC. All Rights Reserved. ●配信表記:U-NEXTで配信中