まさかの人気低迷? J2観客数アップ率ランキング14位。一体なぜ? 今後の上昇がまず間違いない九州クラブ
明治安田J2リーグは後半戦に突入し、横浜FCが首位に立っている。好調でファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ2リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第25節終了時点)
14位:V・ファーレン長崎 本拠地:トランスコスモススタジアム長崎 収容可能人数:2万258人 2023シーズン1試合平均:7300人 2024シーズン1試合平均:7211人 前年比:98.78% V・ファーレン長崎は、7位で終えた2023シーズンのJ2リーグで1試合平均観客数が7300人だった。今シーズンはここまで7211人の平均観客数で、前年比98.78%となっている。 長崎は、ホーム開幕戦のベガルタ仙台戦で1万472人が入り上々のスタートを切った。その後、第13節のブラウブリッツ秋田戦で1万3537人、第25節の水戸ホーリーホック戦で1万4424人の観客が入っている。2023シーズンも第28節までに観客数1万人超えが3度あり、観客動員のペースはほぼ同じと言っていいだろう。 今シーズンはここまで上位を維持していることを考えると、昨シーズン以上の観客数が期待されるところだ。ただし、今シーズンはシーズン終盤に観客数が増加することが確実視されている。10月から新たな本拠地「ピース スタジアム」への移転を予定しており、普段より多くの人がスタジアムを訪れるだろう。 新スタジアムでJ1リーグ昇格を争い、1部復帰を果たすことになれば、長崎にとってはこの上ない理想的な展開だ。まずは、そのときまでトランスコスモススタジアム長崎で良い結果を残し、最高の準備を整えたい。
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