開襟シャツコーデ メンズ【2024年夏Ver.】
襟が開いた仕様のため快適に過ごせることから夏の定番となっている半袖の開襟シャツ。近年ではボウリングシャツやキューバシャツ、トロピカルシャツ、アロハシャツ等を現代的に再構築した開襟シャツが多くのブランドから展開されており人気を博している。今回は海外で出会った開襟シャツを格好良く着こなしたメンズのスナップ紹介を通じて、コーデのポイントを解説していく。 開襟シャツを着たスナップをもっと見たい方はこちら
洗練大人男子の開襟シャツコーデ①「涼しげなリネン素材をチョイスすれば涼感コーデに拍車がかかる!」
開襟シャツのメリットのひとつが首元の開きによって涼しく過ごせることにある。夏の定番素材リネンを選ぶなどすれば、さらに夏を快適に過ごせる。リネン100%の他、コットンリネン、シルクリネンなど他素材とのミックスであっても、リネンならではのラフな風合い、シワ感が反映されることはおさえておきたい。下スナップの男性のようにオールブラックでまとめた着こなしもリネン素材なら涼しげな印象を漂わせながらスタイルを構築できる。 編集部 三井「リネン素材のウェアといえば、繊維が空洞のため通気性が良く涼しく過ごせる上に、吸水性と速乾にも優れているので夏にぴったり。シワになりやすいのが懸念点ですが、下スナップの男性のようにラフなニュアンスで着こなしシワを活かすくらいのスタンスがおすすめです。」
洗練大人男子の開襟シャツコーデ②「ルーズめのスラックスと合わせて大人カジュアルニュアンスにチューニング」
ピッティウオモやミラノファッションウィークなどの取材やスナップ撮影を通して、色柄モノのシャツが例年に比べて非常に多く見受けられ、トレンドの兆しを感じるが、開襟シャツに関しても例外ではない。色柄シャツの着こなしを成功させる際に最も重要なポイントは、いかに色柄とリンクさせて他アイテムを組み合わせるかにあると言っても過言ではない。下スナップの男性は墨で描かれたような墨黒の柄に合わせるように、黒スラックスと黒ストラップのサンダルをチョイス。スラックスのルーズなシルエットを相まって、洗練されたイマドキのスタイルが成立している。 編集部 三井「色柄が増えるほど合わせるアイテムが限定され、その色柄が奇抜であるほど難度が上がります。下スナップの男性のように柄自体にインパクトがあるものの黒とベーシックな色の柄であれば、比較的すんなりコーデがキマるでしょう。手持ちのパンツやシューズの色を考慮の上で、購入するシャツの色柄を決めるというのもおすすめです。」