水筒に「衝撃」はNG!“入れてはいけない飲み物”は関係する?メーカーが教える保冷・保温性の劣化を抑えるコツ
週1回のお手入れがお勧め
【さびが付いた場合の対処法】 1:水筒のボトルに熱湯を10、クエン酸か食酢を1の割合(10:1)で入れる 2:キャップを閉めずに1時間程度放置する 3:その後、中性洗剤でよく洗う 【茶渋やコーヒーの着色汚れの対処法】 1:水筒のボトルにお湯(40~60℃)と酸素系漂白剤を入れる 2:キャップを付けずに30分程度放置する 3:その後、中性洗剤でよく洗う 「茶渋やコーヒーの汚れは落ちにくいです。毎日する必要はありませんが、水筒をよく使う場合は週1回の頻度でこのお手入れをすると、汚れのこびりつきが減少します」 このほか、出先に水筒を持ち出しているなら、帰宅前にボトルを水道水ですすぐこともお勧め。汚れが付着しにくくなるそうだ。 担当者はその上で、水筒の本体全体を“つけ置き”して洗わないようにも呼び掛けた。 「本体を浸すようにつけ置きすると、隙間から水が浸透してさびや故障の原因になります」 さらに、故障や汚れにつながるNG行為が3つあるそうだ。
飲み物の“入れすぎ”にも注意
1:水筒のキャップをつけ置きする 断熱材を入れている部分の隙間から水が入り、さびや故障の原因になるという。キャップは、洗剤と流水で丸洗いするだけにしよう。キャップを振った際、“カシャカシャ”と音が鳴った場合は異常が発生している可能性がある。 2:水筒の飲み口ギリギリまで飲み物を入れる 漏れや色つき汚れの原因となる。入れていい目安は、飲み口の突起部分から1センチ下まで。 3:研磨剤が入ったスポンジやたわしを使う ボトルやキャップに細かな傷がつき、見た目を損なうだけでなく、さびや汚れが落ちにくくなる。傷に汚れが残ったままだと、最悪のケースは食中毒につながる恐れもある。 本体への衝撃を避けること、入れる飲み物を選ぶこと、定期的なお手入れをすること。これらを守ると水筒はより長持ちするという。よく使うなら、参考にしてはいかがだろうか。
プライムオンライン特集班