“ながら会議“にピッタリ! オープンイヤー型イヤフォン「Cleer ARC 3 Music Pro」
ラインアップが多くて混乱も
Cleer ARC 3シリーズには、複数のラインアップが存在しており、正直なところ最初は少し混乱しました。 ラインアップは「Music」「Music Pro」「Sport」「Sport Pro」「Gamig」「Max」の6種類があり、基本機能は同じものの、それぞれに特徴があります。例えば、「Music」という標準モデルと「Music Pro」という上位モデルがあり、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますね。 私が今回試したのは、上位モデルである「Music Pro」です。ProモデルはAIを活用したアクティブノイズキャンセリング機能が備わっていますが、正直なところ、効果は分かりませんでした。周辺の状況にもよるとは思いますが、本当にうるさければオープンイヤー型だとそもそも難しい気がします。
編集部注:
複数人で試してみたところ、ノイズキャンセリング機能を実感できる場面もありました。音声を流していない状態で同機能をオンにすると、開けていた窓から聞こえる遠くの街の騒がしさがすっと消えました。一方で、近くに置いてあるデスクトップPCのファンや扇風機の音は消えることはありませんでした。 本機のノイキャンが生きてくる場面としては、コワーキングスペースや図書館など、もともと静かな場所で、さらに集中力を高めたい場合に役立つイメージです。 総じて、どのモデルを選ぶかについては、自身の使い方や目的に応じて慎重に検討する必要があるかもしれません。
"ながら会議"にバッチリ使えるイヤフォン
ARC 3 Music Proは、特に“ながら会議”に非常に優れたイヤフォンだと感じました。価格は3万円台後半からと、かなりの高級機ではありますが、ヘッドセットやイヤフォンの着用で疲れてしまっている方には、ぜひお試しいただきたいイヤフォンです。 音質も非常に高く、音楽も楽しめます。しかし音漏れ問題がありますので、利用予定のシーンをよく検討の上、購入することをオススメします。所有イヤフォンはARC3のみ、というのではなく、シーンによって使い分ける、そんな「追加で購入する一品」となるイヤフォンなのでは、とも感じました。 実は先日、快適な装着感を求めて「AirPods 4」を購入したのですが、もっと早くARC3の存在に気付いていれば……という思いでいっぱいです。 (製品協力:エミライ)
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