“ながら会議“にピッタリ! オープンイヤー型イヤフォン「Cleer ARC 3 Music Pro」
オンライン会議に効果抜群
このイヤフォンの最大の魅力は、やはりオンライン会議での快適さです。実際にしばらく装着したまま使い続けてみましたが、重さが実測でわずか12g(片耳)ということもあり、長時間装着しても耳に負担がかかりづらいというのは本当に大きな利点です。 私の場合、AirPods Proのようなカナル型イヤフォンでは、どうしても長時間の装着が苦痛に感じます。しかし、ARC 3 Music Proではそのような問題がほとんどありませんでした。カナル型特有の耳栓を装着し続けるような負担がなく、疲れも少なく感じます。 さらに耳をふさがない設計のため、周囲の音が普通に聞こえるという点が特徴です。周囲の人から話しかけられた際も、いちいちイヤフォンを外す必要がなく会話を続けられます。最近のイヤフォンは外音取り込みモードなどが備わっていますが、やはり直接聞こえるという“普通さ”がとにかく快適です。
音楽を聞くイヤフォンとしての性能も良い
オンライン会議向けのイヤフォンとしてだけでなく、音楽を楽しむためのイヤフォンとしてもARC 3 Music Proは非常に優れています。音質についてはあまり語れるほどの耳ではありませんが、イヤフォンでは実現が難しい、耳の近くにスピーカーを置いているような臨場感や音の広がりを感じました。Dolby Atmosにも対応しています。 しかし、やはりオープンイヤー型という設計上、どうしても音漏れは避けられません。特に静かな場所で音楽を聞いていると、周囲の人にも音が聞こえてしまいます。iPhone 16 Pro Maxに接続して使いましたが、音量40%くらいで周囲に音が聞こえるぐらいでした。 ただし、個人的には音量を40%まで上げる必要性は感じられず、作業BGMを聞くような使い方では、もう少し音量を下げても十分に聞こえます。実際はカフェのような場所でも音漏れさせずに十分聞けるでしょう。 やはりARC3のような耳をふさがないオープンイヤー型イヤフォンは、すぐ近くに人がいない場面や、運動といったシーンで活躍しそうです。電車など公共交通機関などでは別のイヤフォンに活躍してもらいましょう。