【2024年10月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ9選! 大型ネオスポーツカフェから空冷レトロまで
2024年、600~1000ccネオクラシックバイクはどんな状況?
カワサキが2017年秋の東京モーターショーでZ900RSを発表し、翌年から大型バイクの販売台数でトップをひた走る。カワサキはこのほかにも空冷2気筒のW800をラインナップし、この兄弟バージョンとして2021年には“メグロ”ブランドを復活させたメグロK3を発売した。ミドルクラスのZ650RSの気軽さのあるZ-RSシリーズとして存在感を放つ。ヤマハはMT-09の兄弟車として同社の言うスポーツヘリテイジにあたるXSR900をリリース。海外生産のXSR700も後に導入された。そして2024年の大きなトピックとして、5月20日に1980年代のグランプリマシンをモチーフとしたフルカウルモデル、XSR900 GPを発売した。 ホンダはこのクラスで独自路線を貫いており、ネオスポーツカフェをコンセプトとしたCB1000RとCB650Rをラインナップ。CB650RはフルカウルスポーツのCBR650Rとともに新技術・Eクラッチを採用した新型が2024年6月13日に発売される予定だ。1000cc超えのクラスには、ツインショックのCB1300シリーズ/CB1100シリーズもあるが、それらはまたの機会に。スズキはこのクラスの国産で唯一となってしまったVツインエンジンのSV650Xをラインナップしている。 以下、【2024年10月版】600cc~1000ccバイク 国産ネオクラシックおすすめ9選を紹介しよう。
カワサキ Z900RS / イエローボールエディション / SE / カフェ
ストリートファイター系のZ900をベースとしながら、空冷フィンのようなデザインを与えられたエンジンや、モチーフとしたZ1(900 Super4)を彷彿とさせるタンク~シート、丸目LEDヘッドライトなどによって往年のカワサキZらしいスタイリングを具現化したのがZ900RSだ。2017年末に発売され、2018年以降は大型バイクカテゴリーで不動のベストセラー車として君臨している。 ブレンボ&オーリンズで武装し、少数が生産される(限定ではない)Z900RS SEや、ビキニカウルを装備したZ900RSカフェなどバリエーションが豊富なのも特徴。2024年モデルには、カラーリングだけでなく専用エンブレムなどが与えられたZ900RSイエローボールエディションも登場した。2024年9月1日にイエローボールエディション以外にカラーチェンジを施した2025年モデルが発売される。イエローボールエディションは継続販売だ。 主要諸元■全長2100 全幅865 全高1150 軸距1470 シート高800(各mm) 車重215kg(装備)■水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ 948cc 111ps/85000rpm 10.0kg-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量17L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●価格&色:STD=148万5000円(赤)/SE=170万5000円(黒×灰)/カフェ=151万8000円(黒×ライムグリーン)/イエローボールエディション=156万2000円(キャンディグリーン) ●発売日:2024年9月1日 ※諸元はスタンダードモデル/イエローボールエディションは継続販売