“道後温泉本館”全館営業再開まで1か月!「未来につなげるスタートの年に」地元ホテルや商店街店主の取り組み
南海放送
いよいよ1か月後に迫った道後温泉本館の全館での営業再開。ホテルは「新たな価値」で。3代目店主は「新名物」で。‟最古にして最先端の道後”に向けて走り出しています。
今月11日。 杉本記者: 「あ~こんな感じだったよねって思いながら、ちょっとワクワクしてる自分がいるんですけど」 松山市 道後温泉事務所 三神正裕さん: 「道後温泉事務所もあと1か月の全館営業再開、非常に心待ちにしています。順調に工事は進んでいて大きな家具などの搬入や、営業に向けた準備を進める段階まで入ってきた」 2019年1月から始まった道後温泉本館の保存修理工事もいよいよ終盤。
杉本記者: 「綺麗になってるなと思ったんですけど…」 三神さん: 「元あった状態に戻すというコンセプトで工事を進めているんですけれども、この機会にこういったオブジェ一個一個丁寧に塗り直して元の風景を楽しんでもらえるように工夫しています」 白鷺のオブジェは真っ白に。正面入口の看板も、綺麗に整えられていました。新たに設けられる“貸し切りの休憩室”は、来月11日の木曜から週末にかけて、予約がほぼ埋まってきているということです。そして再開が間近に迫った「今、この時期しか味わえない」のが…
三神さん: 「こちら東側の入口は6月17日までしか一般の人は出入りができない」 2021年7月からおよそ3年間にわたって多くのお客さんを迎え入れてきた東側の入り口。今月18日から再開までのおよそ3週間、道後温泉本館は休館になるため、まさに「今しか味わえない」楽しみなのです。 三神さん: 「工事中ならではの取り組みですので、残りあと1週間ですけど東側から入る道後温泉も楽しんでいただければと思う」
本館の目の前にあるお店の軒下に、ツバメの巣が。まるで、本館の営業再開を祝福してくれているようです。 冨田さん: 「このまま商売繁盛に繋がれば。(ツバメは)縁起が良いと言われていますので」