警察官が紛失した警察手帳“落とし物”として届けられる
愛媛県警の女性警部補が警察手帳を一時的に紛失し、発見した一般の人から「落とし物」として警察署に届けられていたことがわかりました。 この女性警部補は今月7日付けで所属長訓戒の処分を受けました。 愛媛県警によりますと愛媛県内の警察署に勤務する女性警部補は、今年8月下旬の午後、自身の警察手帳を紛失していることに気付き、上司に報告しました。 およそ1時間後、一般の人が警察署の受け付けに「落とし物」としてこの警察手帳を届け、回収されたということです。 この女性警部補は、紛失に気付く45分ほど前に両手で持った書類の上に警察手帳を乗せていたということです。 警察手帳は、制服に結ぶ紛失防止用の紐が付いていますが、結んでいなかったため落としたとみられています。 愛媛県警監察官室は「悪用された可能性は低い」と説明した上で、「職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に努めてまいりたい」とコメントしています。