大樹生命がWリーグのタイトルパートナーに、契約期間4年…原田会長「日本の女子スポーツ界をけん引する存在に」
Wリーグは9月4日、記者会見を開き、2024-25シーズンのタイトルパートナーが「大樹生命保険株式会社」に決定したことを発表した。 契約期間は4年だというが、会見に出席したWリーグの長崎俊也事務局長は「更新も踏まえた長期的なお取り組みを視野に入れていただいております」とコメント。契約金額は非公表となる。 大樹生命の西本毅取締役常務執行役員は「タイトルパートナー決定のご報告をさせていただきますことを大変光栄に感じています」と挨拶。女性の活躍を推進する大樹生命は、サステナビリティ経営の一環として、地域社会への貢献、青少年健全育成を目的とした各種スポーツを通じた協賛活動に取り組む。 また、三井生命ファルコンズとしてWリーグ(旧日本リーグ)に参戦した過去を持ち、2022年からWリーグを協賛。小学生を対象にしたバスケットボールクリニック開催をはじめ、Wリーグアカデミー(※競技引退後も続く人生で、地域や社会に力強く貢献する女性を育てることを目的とし、現役時代から社会との接点を作り、必要とされるスキルやマインドセットを学ぶ機会として2022年度より定期的に開催するもの)に講師を派遣することで金融リテラシーの向上に務めてきた。 「Wリーグは『元気・感動・勇気を届け、笑顔あふれる社会に貢献する』という理念を掲げられております。全国各地でのゲーム開催による競技の普及、地域社会の発展に貢献され、選手の指導巡回により、次世代を担う競技者の育成、ボランティアを通じた社会貢献にも取り組まれております。この理念とそれに基づく取り組みについては当社の目指すところと合致しておりまして、同じ思いを共有し、Wリーグのパートナーとしてサポートさせていただけることを大変うれしく思っています」(西本取締役常務執行役員) Wリーグの原田裕花会長は「今シーズンから大樹生命さまとともに、Wリーグ、バスケットボール界を盛り上げていけることに心より感謝しております」と話し始め、「西本さまの力強くかつ温かい言葉に感激するとともに、身が引き締まる思いもあります」と言及。かつて日本リーグでプレーした原田会長は、大樹生命を「私たちのかつての仲間」と表現し、次のように決意を示した。 「時を越え、新たな形で手を携え合いながら再びご一緒できることに、私自身は本当に感激するとともに、運命的なものを感じております。Wリーグが掲げる理念を目指す上で、まさにベストパートナーと言える同社との取り組みをさらに拡大させ、日本の女子スポーツ界をけん引する存在となれるよう、様々なことにチャレンジを行ってまいります」
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