電子制御のハコスカ【2】Lメカ・インジェクションのL28型改3リットル
シリーズ:電子制御のハコスカ【2】 20年ぶりの作業再開。ボディは完璧に仕上がっているが、エンジンは載っていない。そこでオーナーは知り合いのショップにエンジンの製作とクルマの仕上げを頼むことにした。請け負ったのは、U‐CHIとドゥーキーズ。L型メカ インジェクションのエンジンは、そうした作業を得意とするドゥーキーズ込谷勇樹さんが担当し、同じ場所で溶接などのメタルワークをこなすU‐CHI内倉利幸さんが、細かい仕上げを担当した。 【画像19枚】タコメーターは純正位置にオートメーター・プロコンプを設置。メモリー機能の付いた高性能モデル。センターコンソールはU-CHI作のワンオフアルミ製。Defiの追加メーターやオーディオ、キルスイッチ、そして純正のワイパー&ウォッシャースイッチもここに移植された 搭載されるエンジンは、インジェクション化されたL28型改3L仕様。TWM製スロットルとRB型用ダイレクトイグニッションを使ったドゥーキーズの定番仕様で、込谷さんが作る余計な配線のないスッキリとしたエンジンは、このハコスカのような美麗ボディのクルマに載るとなおさら際立つ。組み合わされるエキマニは、6‐2‐1集合の低中速を重視したタイプ。同時に製作されたマフラーと組み合わせることで、低回転からトルクフルで谷のない加速を実現する。
Nosweb 編集部
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